侍ジャパンが熱戦を制して09年大会以来、3大会ぶり3度目の世界一に輝いた。

決勝では初となる日米決戦。9回は、大谷翔平投手(28=エンゼルス)が抑えでマウンドへ。米国の主将で、エンゼルスでは同僚のマイク・トラウト外野手(31)を空振り三振で締め、胴上げ投手になった。野球の母国にして前回王者、スーパースターが居並ぶチームUSAに競り勝った。WBCでは初の全勝Vにもなった。

   ◇   ◇   ◇

大谷翔平が渡米後初のセーブで締めた。大谷の救援登板は大リーグ移籍後初めて。

日本ハム時代の救援は公式戦で3度、CSで1度あり、DHで先発出場してからの救援は16年CSファイナルステージでの1度だけ。ソフトバンクとの第5戦に3番DHで先発出場し、9回から登板。自己最速の165キロを出してセーブを挙げ、日本シリーズ進出を決めた。日本でのセーブはこの時だけだった。