ドジャース前田健太投手(28)が、米国に舞台を移しての戦いについて、13年の前回大会で起きたアクシデントを例に、何があっても慌てない姿勢をポイントに挙げた。前回大会の悔しさを知る「元侍」が、世界一奪還を全面的にアシストする。

 ◆13年WBC日本代表のトラブル 準決勝のプエルトリコ戦を翌日に控えた3月16日(日本時間同17日)にトラブル続発。大会主催者のミスで野球用具の到着が大幅に遅れ、正午からの練習が午後7時開始に変更。さらに練習後には2台あるチームバスのうち、1号車のバッテリーが上がってしまい、車内で30分間缶詰めになるハプニングが発生。チーム関係者が1号車の車体を押して後方にあった2号車の発車スペースを作り、1台ですし詰めとなって宿舎へ戻った。