日本スーパーウエルター級6位辻本純兵(32=帝拳)がタイトル初挑戦で王座奪取に失敗した。初防衛戦だった同級王者左右田泰臣(38=EBISU K.s BOX)に挑み、0-3(92-98×2、91-99)の判定負けを喫した。約12年かけ、ようやく到達した王座挑戦だったが、念願のベルトを手にすることはできなかった。
14年9月のプロデビューで2回KO負けを喫し「1番ショックで。生きる意味を失うぐらいだった」と振り返る。18年に全日本ウエルター級新人王を獲得。週6日、運送業の仕事を続けながらジムワークを両立してきた。何度も椎間板(ついかんばん)ヘルニアに悩まされたが「ケガで辞めようと思ったことはなかった」という。地元長崎から約40人の応援団が駆けつけ、会場は大きな声援に包まれた。辻本は「応援してくれる人たちのためにも、絶対に取らないといけない」と強い決意を胸に秘め、約12年かけて日本王座挑戦のリングに立ったものの、あと1歩、届かなかった。

