ボクシングのロンドン五輪金メダリストでWBAミドル級1位村田諒太(31=帝拳)が、10月22日に両国国技館で同級王者アッサン・エンダム(33=フランス)とタイトルマッチ12回戦を行うことが3日、発表された。

 ◆WBAミドル級王座決定戦VTR 村田がガードを固めて前に圧力をかけ、好機に右ストレートを狙う。エンダムは素早いフットワークで周回しながら手数を多く出す展開が初回から続いた。4回にはカウンターの右ストレートで村田がダウンを奪う。以降も同じような展開が続いたが、村田のジャブ、ガードの上からのパンチにエンダムがぐらつく場面も多かった。判定1-2(117-110、111-116、112-115)。米国人ジャッジは村田の有効打を支持し、パナマとカナダのジャッジはエンダムの手数を優勢とした。村田は「第三者の判断が全て」と不平は口にしなかった。