ボクシングのWBA世界ミドル級1位村田諒太(31=帝拳)は2日、同級王座戦(22日、両国国技館)へ向けた7回のスパーリングを都内ジムで行った。

 5月の王座決定戦で不可解判定で敗れた王者アッサン・エンダム(フランス)との再戦だが「あえて遅めにする」と試合直前の減量計画を口にした。前戦はリミット72・5キロをクリアして試合時は76キロ。エンダムが79・5キロだったため「少し小さく感じた。今回は77キロでも良い」。直前に水分を減らす減量で、戻し幅を調整するという。「全体的なパワーが変わってくる」と工夫する。