女子スーパーアトム級トーナメント1回戦で、20歳の浅倉カンナが優勝候補ノシルビア・ユスケビッチに完勝し、準決勝に進出した。

 浅倉は、打撃得意のユスケビッチを鋭いタックルで倒し、上からパンチの連打を浴びせた。2回も、同じような展開で、テークダウンを奪い、パンチで攻撃。3回も、上から抑え込みながら絞め技での1本を狙ったが、惜しくも時間切れ。ユスケビッチにほとんど何もさせず、3-0の一方的な判定勝ちだった。

 浅倉はリング上でマイクを握り「本当は1本で勝ちたかったから、悔しいです。でも、トーナメント1回戦を突破できたので、大みそかは決勝で日本人対決をしたいです」と話した。