スマックダウンの中邑真輔(37)が、31回目を誇る伝統のロイヤルランブル戦で日本人初優勝の快挙を成し遂げた。ロウを含めたトップ選手30人による時間差バトルロイヤルに出場。最後はロウのローマン・レインズ(32)をキンシャサで仕留めて場外へ落とし、初出場初Vを飾った。

 ◆日本人のWWEヘビー級王座挑戦 日本人として初めて前身WWWFに登場したジャイアント馬場が64年にWWWFヘビー級王者サンマルチノに挑戦。74年にストロング小林もサンマルチノに挑んだ。80年、キラー・カーンが前身WWF王者バックランドに挑戦。その後、TAKAみちのくが1回、TAJIRIも2回、WWEヘビー級王座に挑戦したが、いずれも敗れた。WWF時代の79年、アントニオ猪木が王座を獲得したものの、現在のWWEは歴代王者に未認定。同年11月の新日本徳島大会でバックランドを下し、日本人初の王座獲得。猪木はWWE殿堂入りも果たしているが、公式サイトに王者として掲載されていない。