世界ボクシング評議会(WBC)は2日、山中慎介選手(帝拳)と1日に対戦したバンタム級タイトルマッチで体重超過のため王座剥奪となったルイス・ネリ(メキシコ)を無期限資格停止にすると発表した。同選手は東京都内で取材に応じ「(処分を)受け入れるが、またベルトのために闘いたい」と話した。

 ネリ選手は前日計量で1回目はリミットを2・3キロオーバーの55・8キロ、再計量も54・8キロで王座を失った。WBCは大幅超過を「受け入れがたい」とし、ネリ選手の聴取を行うとした。

 タイトルマッチは実施され、ネリ選手が2回TKO勝ちして王座は空位となった。王座復帰に失敗した山中は引退を表明した。

 処分発表を受け、日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長は「過去にも体重超過の例はある中で、非常に迅速で重大な処分」との見解を示した。

 帝拳ジムの本田明彦会長によれば、WBCはネリへのファイトマネーについて、未払い分の7割の支払いを凍結するよう指示している。