「過激な仕掛け人」の異名を持つリアルジャパンの新間寿会長(83)がプロデュースする原点回帰プロレス第2弾が開催され、会場にマスクマンがあふれた。

 新間会長の発案により、出場選手や、マスコミ関係者、観客がマスクをかぶって“参戦”。会場にマスク着用で来場した観客には、記念のタオルがプレゼントされ、リングサイドで取材するカメラマンや取材記者もマスクを着用した。

 7月3日の第3弾大会で、世界マスクチャンピオンシップ・トーナメント大会を開催するため、その前哨戦として今大会が企画された。試合では、大鵬3世、納谷幸男(23)以外はマスク着用で、タッグを組む船木誠勝も、船鬼誠勝と名前を変え、マスクをかぶった。

 平井丈雅代表(52)は、試合前にマスクをかぶってリング上で「今大会はストロングスタイルとマスクが融合した大会。新しいマスクマンも、新しいストロングスタイルの選手も大会にやってきます」とあいさつした。メキシコのレジェンド、ドス・カラスとドス・カラスJr.ら名だたるマスクマンが顔をそろえ、大会に花を添えた。