初防衛した村田諒太(32=帝拳)が、3団体統一王者ゴロフキン戦に前進した。帝拳の本田会長は今秋のV2戦について「次はラスベガスで。どうせ向こうでやるならアメリカ人とやりたい」。会場は「聖地」MGMグランドガーデンアリーナを予定。「いい勝ち方ができれば(次は)ゴロフキンというのがある。ゴロフキンとはなるべく早くやりたい」と、今冬にも実現する可能性が浮上した。

 米興行大手トップランク社のアラムCEOもV2戦を挟み「東京ドームでゴロフキンとやらせたい」。村田が勝つ可能性を問われ「私はプロモートする選手が勝つと思わない試合はさせない」と断言。その上で日本の日曜朝に試合をすれば、米東海岸の土曜夜に当たり、ペイ・パー・ビューで多くの契約が見込めるという私案も披露していた。