UFCフライ級を主戦場とする佐々木憂流迦(28)が6月23日のUFCシンガポール大会に参戦することが8日、発表された。

 ジェネル・ラウザ(29=フィリピン)と同級5分3回で対戦する。当初、ラウザと対戦予定だったアシュカン・モクタリアン(オーストラリア)の負傷欠場で、代役として白羽の矢が立った。

 佐々木は4月21日のUFCファイトナイト128大会(米アトランティックシティー)に出場を予定していたが、対戦相手のマゴメド・ビブラトフの負傷で前日計量日にカード消滅となっていた。昨年9月の日本大会ではジュシー・フォルミーガに裸絞めで黒星を喫しており、佐々木にとって再起戦。昨年のシンガポール大会ではジャスティン・スコギンズに劣勢から立て直して一本勝ち。技能賞(パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト)も獲得している縁起の良い大会だ。

 UFCを通じ、佐々木は「前回大会は直前での試合消滅というとても残念な形でしたが、次戦はシンガポールに決まりました。シンガポールは2度目で、再びファンの前で試合をすることが楽しみです! 前戦を楽しみにしてくれていたファンの気持ちも力に変えて、今大会はすべてを爆発させて勝ちたいと思います!」とコメントした。