IWGPインターコンチネンタル(IC)王者内藤哲也(37)が、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(32)とのダブルタイトル戦を制し、史上初の2冠を達成した。

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オカダは2冠を逃し、IWGPヘビー級王座の6度目、通算で31度目の防衛に失敗した。2年前の雪辱を許したが「あの歓声に期待を背負って戦えば強い。2連戦を言い訳にはできない。向こうも。2冠にふさわしい男」と内藤をたたえた。リングから「またドームで勝負しよう」との呼び掛けに、右腕を突き上げて答えた。「悔しい1年の始まり。この悔しさをバネにまた頑張る」。敗戦は奪回への始まりだ。