3冠王者吉野修一郎(28=三迫)が、日本同級2位細川バレンタイン(39=角海老宝石)に3-0の判定勝ちを収め、東洋太平洋とWBOアジアが初、日本王座6度目の防衛に成功した。

立ち上がりから多彩なコンビネーションで攻め込むと、中盤以降も落ち着いた試合運びで圧倒。ほぼフルマークの完勝に「倒したかったが、12ラウンドを経験できたのはよかった。早く世界にいきたい」とアピールした。吉野は戦績を13戦全勝(10KO)とした。