女子格闘技の人気ファイター浅倉カンナ(23)が来年中のRIZIN女子スーパーアトム級王座挑戦のステップとなる快勝を目指す。

大みそかのRIZIN26大会で、あい(31)との総合ルール5分3回(49キロ)で対戦する。30日には都内のホテルで前日計量に臨み、48・75キロでパスしたあいに対し、浅倉は48・95キロでクリアした。

開始から1年半が経過した本格的なフィジカルトレの成果で減量幅が2キロ増えたものの「うまく落とせて体調はいい」と自信に満ちた笑顔。対戦相手のあいは同じレスリング出身。レスリング戦績は相手が上ではあるものの「総合格闘技なので、総合ルールで勝ちたい」と自信をのぞかせた。 試合当日、同じリングでは浜崎朱加-山本美憂による王座決定戦が開催される。両者には、いずれも負けている浅倉は「今回、みんなにも強くなったところを感じてほしいし、自分も実感したい。勝ち方にこだわって、来年ベルト挑戦できるような試合がしたいと思う」と意欲満々。あい撃破で王座獲得への大きなはずみをつける構えだ。