前WWE女子タッグ王者アスカが、パートナーとなるシャーロット・フレアーの父リックの妨害を受けて同王座挑戦権を逃した。1月31日のPPV大会でナイア・ジャックス、シェイナ・ベイズラー組に敗れて王座陥落したアスカ、フレアー組はマンディ・ローズ、デイナ・ブルック組、ナオミ、ラナ組と組まれた3組形式同王座挑戦者決定戦が組まれ、王座返り咲きの好機をつかんだはずだった。

前日のPPV大会で父リックと「恋人」レイシー・エバンスの妨害行為をきっかけに王座陥落した前王者2人。フレアーから「レイシーは父を利用して汚いやり方を学んだみたいね。ミスしてしまってアスカに申し訳なく思っている」と謝罪されると、アスカは「負けたことは悔しいけど、妨害がなければ勝っていた」と前向き。フレアーも「タッグ王座を取り戻すことしか考えてないわ」と気を取り直してリングに入った。

フレアーはローズ、ブルック組にダブルのクローズライン(ラリアット)を成功させれば、アスカもショルダータックルからヒップアタック、ジャーマン、シャイニング・ウィザードと怒とうの連続攻撃をローズに浴びせた。さらにアスカがダブル・ニー、フレアーのナチュラル・セレクションでブルックを追い詰めたが、そこに父リックが自らの入場曲とともにエバンスを同伴して登場してきた。

実父たちの対応をするためにフレアーから交代してリングに入ったアスカは、ナオミのヒップアタックを食らってしまい、そのままフォール負けを喫した。またしても父リックの邪魔が入り、次期王座挑戦権まで逃してしまった。