WBC世界ライトフライ級タイトルマッチで、王者寺地拳四朗(29=BMB)に挑む同級1位の久田哲也(36=ハラダ)がリモートで会見した。試合は今月24日、エディオンアリーナ大阪で行われる。

同カードは昨年12月19日に指名試合として予定されていた。しかし寺地が騒動発覚により、日本ボクシングコミッション(JBC)から12月1日から3カ月のライセンス停止、制裁金300万円などの処分を受けて、延期となっていた。

久田は「勝つ自信しかないです」と語り、「メンタル的に試合がなくなったのはきつかったが、3カ月延びた期間でいろんな選手とスパーリングができた」と前向きを強調した。

36歳だけにラストチャンスが色濃いが、「負けることはないんで。(負けた想定は)考えていません」とキッパリ。「すべてをぶつけます」と意気込んだ。【実藤健一】