米プロレスのオール・エリート・レスリング(AEW)に所属するクリス・ジェリコ(50)が団体CEOのシニアアドバイザーに就任していると4日(日本時間5日)、米専門メディア「レスリングニュース」が報じた。

先週末に開催されたイベントでジェリコ本人が明かしたとし「私には(AEWトニー・カーン)CEOのシニアアドバイザーという立場がある。冗談ではない。明らかにトニーは上司である。トニーが特定のセクションを見て、アドバイスや意見を求めたら、フィードバックを提供します。アドバイザーは私がAEWで何をしているのかを説明するのにはトニーにとっても他の人にとっても最適な方法だ」と自らの立場を説明したという。

ジェリコはWWEで活躍後、18年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会でIWGP・USヘビー級王者だったケニー・オメガに挑戦する形で参戦。18年にはIWGPインターコンチネンタル王座を獲得し、19年からは旗揚げからAEWにも参戦し、同8月には初代AEWヘビー級王者となった。現在はWWE時代に因縁のあったボクシング元ヘビー級統一王者マイク・タイソンとAEWマットで共闘しようとしている。