日本ボクシングコミッション(JBC)の永田有平理事長は6日、世界4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=Ambition)のドーピング騒動に関し、JBC内部からの情報漏えいの可能性を考慮し、来月以降にガバナンス委員会を設置する意向を示した。

今回のドーピング騒動を最初に報じた一部週刊誌の報道を受け、永田理事長は「週刊誌にJBC幹部の話として書かれているものがある。JBCの信用にかかわることなので」と指摘。現在、調査と審議に入っている外部の有識者中心で構成される現在の倫理委員会の結論が出た後、JBC理事会でガバナンス委員会を設置する方針だという。

また今回の倫理委員会は外部の有識者らが入っており、永田理事長も同委員会メンバーから外れていることも明かしていた。