ボクシングIBF世界スーパーフェザー級3位尾川堅一(33=帝拳)が27日(日本時間28日)に米ニューヨークで臨むIBF世界同級王座決定戦に備え、試合会場となるスポーツの殿堂を視察した。

21日(日本時間22日)に現地に到着。世界王座を懸け、同級2位アジンガ・フジレ(25=南アフリカ)と拳を交える試合会場、マディソン・スクエア・ガーデンに足を運んだ。会場前までの下見となったものの「明るいうちに見たこともあり、自分の中にあるイメージと少し違いましたが、外から見たのと中に入った実感は違うのでしょうね」と所属ジムを通じてコメントした。

現地到着後、早速、宿泊先にあるスポーツジムに出向き、長距離移動で疲れた肉体をほぐしたという。明日にはメディカルチェックが控えているという尾川は「汗の出方も日本と変わらず良く、コンディションの良さを感じています。初日としては絶好調です」と意欲満々。散歩しながら気分転換しているようで「着いたらワクワク感の方が強くなって、ホテル周りを散歩したり、気分としてはすごく良い感じです。試合まで少し時間があるので、気持ちはまだゆったりと出来ています」と精神的な余裕もうかがわせていた。