九重審判長(元大関千代大海)が、関脇安青錦の戦いぶりをたたえた。左足首、左足親指などを負傷しながら横綱豊昇龍を破った事実に、「(安青錦が)まわしを取ると、横綱が動けなくなるくらい力がこもった投げだった。ケガをしているか知らないけど、あれだけの相撲を取れたら、10勝で返り咲きというより、優勝を見据えて頑張るところでしょう。横綱に2番勝ったのは大きい」と話した。対戦前はケガの状況を踏まえて、横綱の一方的な相撲になることを想像していたという。
安青錦は大関復帰まであと1勝に迫ったが、九重審判長は「大関(復帰)の話はもうやめましょう。あらためて安青錦の実力を知った。足が痛い中、表情を変えずに集中できるアスリートはなかなかいない」と絶賛。優勝争いについては「安青錦がこの集中力を保てば、安青錦かなと思いますが、迫ってくるメンバーもなかなかで何とも言えない。安青錦が勝っていけば、そのままいく。安青錦次第」とした。

