ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=志成)が31日に東京・大田区総合体育館で控える同級6位福永亮次(35=角海老宝石)との4度目防衛戦に向けて20日、オンラインで会見に臨んだ。9度防衛中のIBF世界同級王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)との王座統一戦が発表されていたが、政府による「オミクロン株」の水際対策で新規外国人入国の原則禁止となり、3日に中止が発表。16日にアンカハスに代わり、大みそかに福永とのV4戦に臨むことが発表されていた。主な一問一答は次の通り。
-あと10日ほどで試合
「今は試合に向けて着々と準備しています。試合やるからには、今年最後を締めくくれるような、良い試合で良い形で、良い勝ち方で締めくくりたいと思っています」
-統一戦中止の際は
「望んでいた統一戦が決まって気持ち的にも最高潮に大みそかに向けてつくっていた。中止となって受け入れられなかったり、信じられなかったり…。初めての経験で日常が変わったというか。聞いてから1~2日かは気持ちの整理がつかなかった。こういう形で中止になると想像していなかった。表現は難しいが、朝に起きても気持ちのギャップというか気持ちが満ちあふれていたのに目標がなくなった気分になった」
-気持ちの切り替えは
「試合なくなったから節制した食事や、トレーニングをやめようとする気持ちになれなくて。今までも年末にかけてのイベントはクリスマスなどは試合前だったのでゆっくりする感覚がなかった。試合中止になったし、1回入れたスイッチを切れなくて練習続けていく中で、試合できるかもしれないと聞いて、こういう状況で誰とやりたいではなく、試合をやりたい気持ちが強かった」。
-試合したかったか
「ずっと望んでいた統一戦ではなくても、この状況下で次がいつできるか分からないし、試合ができるということを最優先に考えました」
-サウスポー福永の印象は
「決して弱くない、油断できない選手だなと。(アンカハス対策で)サウスポーの練習してきたので引き続いてサウスポーと戦うことは自分の中で大きかったと思います」
-福永はKO率高い
「全体的を気を抜けない。僕自身もより気を引き締めないといけない。向こうも気持ち的に上がっていると思う。実力的にも日本、東洋太平洋と取って波に乗っている。気を引き締めて気を抜かずにいきたい」
-通常防衛戦になった気持ち
「本当に世界王者としてこのような状況になっても、メリットのある試合ではないですけど挑戦するという気持ち。コロナ禍になって、よりいろいろなことが制限されて、試合も中止になって、だからこそ戦い続けないといけない。望んでいるものがすべてできる訳ではなくて、できることに感謝してボクもこの状況に挑戦する。王者として人生として挑んでいかなくてはいけないなと思っている」

