デビュー45連勝中の格闘家那須川天心(23=TARGET/Cygames)とK-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(30=K-1ジムSAGAMI-ONO KREST)が22年6月に対戦することが24日、正式発表された。

武尊は「やっと那須川天心選手と試合することが決まってうれしく思います。数年前、5~6年前に対戦が熱望されていたが、いろいろな事情で決まらず、2人とも苦しい思いをしたが、決まったことで日本だったり、日本のスポーツ界を盛り上げると思う。実現するところが中立のリングでないといけない。中立のリングを超え、団体関係なく、強い選手が戦う夢の舞台にしたかった。中立のリングでということで時間がかかりましたが、確定することができました。この5~6年、いろんなことを言われてもついてきてくれたファンの方、後輩など、いろんなすべての人の気持ちを背負いたい」と口にした。

那須川は「クリスマスイブにこういったプレゼントはうれしいし、ファンの方も待望してくれていたのでいいプレゼントになった。昔からやりたかった試合ですし、団体のいろいろがあってできない状態が続いていましたが、こういう中立な立場、舞台で試合できるのがうれしく思います。本来は4月でキックを引退するはずでしたが、この試合のために6月に引退を延ばしてやります」と話した。

榊原信行CEOは「ついにこの日が来ました。日本の格闘技史においても希望され、夢を託されて実現してほしいと願われたカード。世紀のカード『ザ・マッチ』が決まった」と話した。