新日本プロレスは11日、新春黄金シリーズ(20日開幕、東京・後楽園ホールなど)のカードを発表、IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカと挑戦者・内藤哲也の対戦は2月20日大会(北海道)のメインカードになることが分かった。

5日まで行われた東京ドーム大会では、オカダがIWGP世界ヘビー級王座を初戴冠、初防衛も成功させた。「昨日の鷹木さん、今日のオスプレイのように(団体創立)50周年にふさわしい相手と、ふさわしい試合をしますので、ご注目ください」と叫んだ。

その際、同王座の次期挑戦者に名乗りをあげたのが、内藤だった。リングで最後のマイクアピールをしていたオカダの目の前に立ち「昨日は鷹木に勝利し、そして今日はオスプレイに勝利。今、新日本で一番強い男は間違いなくオカダだよ」と実力を認めた上で「だからこそ、そんなオカダの持つベルトに挑戦したい」と宣言。大きな拍手を受けると、オカダから「この歓声を聞いたら、問題ないでしょう。オカダ・カズチカ対内藤哲也、決定でいいんじゃないでしょうか、50周年にふさわしいんじゃないでしょうか」と受諾された。

両者の対戦成績は5勝5敗。新日本の顔に返り咲いたオカダと、実力伯仲の内藤が、団体創立50周年にふさわしい試合をみせる。