元UFC女子バンタム級王者で元ロウ女子王者のロンダ・ラウジー(35)がナオミと組み、19日のエリミネーション・チェンバー大会(サウジアラビア)でスマックダウン(SD)女子王者シャーロット・フレアー、ソーニャ・デビル組とタッグ戦に臨むと発表された。

SD女子王者フレアーVS挑戦者ナオミの王座戦がメインイベントで開催。必殺のナチュラル・セレクションでナオミを沈めたフレアーが王座防衛に成功すると、試合後にナオミがフレアー、WWEオフィシャルのデビルの暴行を受けた。すると次期SD女子王座挑戦者ラウジーが救出のために登場。フレアーを打撃連発で一蹴し、デビルの右腕も捕獲した。間一髪のところでフレアーの妨害でデビルを逃すと、バックステージへと逃げる敵2人をにらみつけた。大会後にはラウジー、ナオミ組VSフレアー、デビル組のサウジ決戦が発表された。

一方、WWEオフィシャルの立場を悪用するデビルに対し、WWEビンス・マクマホン会長からの厳命が下った。前週大会でラウジーの腕ひしぎ逆十字固めを浴びて痛めた左腕にアームスリングを装着したデビルはラウジーに対して「10万ドル(約1100万円)の罰金と出場停止処分にする」と一方的に発表。するとWWEオフィシャルとしてデビルと働くアダム・ピアースが姿をみせ、ビンス・マクマホン会長からの指令を伝達。「(デビルは)権力乱用のしすぎだ。ロンダの罰は認められないし、ナオミに手を出す事も許されない」と却下されていた。