総合格闘家の平本蓮(23=ルーファスポーツ)が、「過去最高の自分」で戦いに挑む。

6日開催の総合格闘技RIZINランドマーク2大会(会場非公開)で総合初勝利を目指す平本は5日、前日計量に臨み、契約体重66・0キロに350グラム少ない65・65キロでクリアした。「節制しないと簡単に80キロ台になっちゃう」と話した体重を、当日にしっかりと間に合わせた。

メインイベントで対戦する初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕(22=クロスポイント吉祥寺)と、近距離で27秒間のフェースオフ(にらみ合い)を展開。「さんざん生意気なことを言ってきたが、明日は自分を信じてきてくれた人に最高の勝利を届けます」と誓った。

前日4日の大会前取材では「やっと近づいてきた」とリラックスした表情を見せた。「去年1年、練習に時間をかけてきた。この試合が決まってからずっといいトレーニングを意識して、コンディションもいい状態でやれていた。今までで一番いい動きが見せられる」。総合転向2戦目での初勝利に自信をみなぎらせていた。