ボクシング元WBC世界ヘビー級王者でウクライナの首都キエフ市長のビタリ・クリチコ氏(50)が11日(日本時間12日)、ロシア軍の侵攻を止めるようロシア国民へメッセージを送った。

自らの公式インスタグラムに動画を更新し、ウクライナ主要都市に侵攻しているロシア軍を非難。「これは、まだ考えることができるロシアの人々へのメッセージです。ロシアのウクライナ侵略の野心、野蛮な軍隊が永遠の憎しみをまきました」と怒りを抑えるように言葉を振り絞った。

特にロシア軍の空爆でマリウポリの産科病院が破壊されるなど、ウクライナの一般市民にも大きな影響を与えている。クリチコ市長は「今、ウクライナにやって来たのは、あなたの夫や息子の兵士であることは分かっている。彼らに連絡を入れ、どのような『ミッション』なのかを尋ねている。我々はあなた方の土地に行っていない。あなた方が我々の子供たちを殺し、我々の土地や家に爆撃している」と非難した。

さらに「あなた方は沈黙し、狂った独裁者の宣伝に注意を払っている。今、世界全体が勇敢なウクライナ人のそばにいる。ウクライナ人は民主的な道を選んだ国で、その選択のために戦う。あなた方が今、ウクライナやウクライナ人を激しく破壊しようとしても、これ以上の攻撃は、あなた方の国をも破壊することになる。完全に孤立したくない場合は、恐れや無関心で震えないでください。ウクライナ人のように勇敢になり、あなた方の国を救ってください」と訴えていた。