WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(36=帝拳)が、元3団体統一同級王者でIBF世界同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)に9回TKO負けを喫した。

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試合直後リング上でインタビューに応じた村田は「想像していたものと違うものをやっぱり感じました。でもやっぱり総合力。パンチの角度とかそういう総合力でやっぱり上をいかれてるなって感じがしました」。晴れ晴れとした表情を浮かべながら「僕がやった、やらないっていうのも大事かもしれないですけど、見てくださった皆さんが楽しんでくださったかどうかが大事だと思う」。そんな村田の言葉に、会場から拍手が挙がった。

その上で「こうやって拍手をいただけることをすごくうれしく思います。そしてまだわからないですけど、2人が無事にリングから降りられると思うんで、それを神様に感謝したいです」と話した。

最後に村田は「2年4カ月試合をしてなくて、ここでゴロフキン選手とできる。こんなラッキーな男いないと思いますし、本当にデビューのときから追いかけてるチャンピオンと試合ができたことをすごくうれしく思います」と感謝を口にした。