プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が、19日に東京ドームで対戦したキック注目対決、那須川天心-武尊戦について言及した。

27日、東京・千代田区の日本外国特派員協会で会見。世間的な注目を浴びたキック対決について「もちろん日本人として日本人の最強2人が戦った2人は見てましたし、刺激を受けることもありました」と口にした。

7日にさいたまスーパーアリーナで元5階級制覇王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)との3団体王座統一戦を2回TKO撃破で勝利。日本人初の3団体統一王者となったことを受け、会見をオファーを受けていた。10日(日本時間11日)に世界的にもっとも権威のある米老舗ボクシング専門誌「ザ・リング」が階級を超越した最強ボクサーを決めるパウンド・フォー・パウンド(PFP)で日本人初の1位に選定して以来、初の公の場となった。

プロボクシングの世界王者では過去にWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(ワタナベ)、世界4階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)らが日本外国特派員協会で会見している。