プロボクシング前WBA世界ミドル級王者村田諒太(36=帝拳)が進退について保留した。

2日、都内でWOWOWのエキサイトマッチSPの収録にゲスト出演し、現在の心境について明かした。村田は「どこに向かっているか、分からない時期ですね。決断は先延ばしになっている状況で、その決断をもとに次に向かっていく。それが現役続行であれ、引退で違う形になってもです。決断はどこかで下すでしょうね」と報告した。

同収録では4月9日、さいたまスーパーアリーナで臨んだゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)とのWBAスーパー、IBF世界同級王座統一戦を初めてフルでチェックした。「至らぬところばかりが出た試合。へただなと。全然ダメだなという印象ばかりですね。自分の弱さを見た。やり切っていない。もしああしたら、こうしたらと思ってしまう。完璧はない」と苦笑い。第三者の視線でゴロフキン戦を回顧し「自分が強くないことはわかりました。自分がいかに弱いという事実がそこにあっただけ。強さは見つからなかったですね」としみじみとした表情だった。

試合直後のリングでゴロフキンから譲り受けた入場ガウンは自宅に保管しているとし「村田家の家宝。ボクシングをしたあかしですね」と表現した。不定期ながらロードワークや、知人のボクシングジムで体を動かし、軽くサンドバッグ打ちもしたというものの「精神的には引退状態」とも口にした。

9月17日(日本時間18日)には米ラスベガスのT-モバイルアリーナで開催される4団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(31=メキシコ)-ゴロフキンの3度目対決が控えている。村田は「あんまりカネロ(アルバレスの愛称)のことが好きではないので。120パーセントぶっ倒してくれ、と思っています」と1度拳を交えたゴロフキンにエールを送っていた。

◆エキサイトマッチSP「村田諒太VSゲンナジー・ゴロフキン」=8日午後9時からWOWOWライブで放送。