元サッカー日本代表FWカズの次男で総合格闘家の三浦孝太(20=BRAVE)が19日、タイのムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムで元K-1ワールドMAX王者ブアカーオ・パンチャメーク(40=タイ、旧ポー・プラムック)とエキシビション戦で激突する。

18日には現地で計量セレモニーに登場し、ブアカーオと約10秒間のフェースオフ(にらみ合い)に臨み、最後は両手で握手を交わして健闘を誓い合った。

タイ入り前、三浦は父カズからアドバイスを送られていたという。現地メディアの取材で、三浦は「タイに来る前に父と会話しました。このような機会はめったいにないこと、タイの伝説的なボクサーのブアカーオ選手から戦い方やプロ意識を学んでほしいと言われました」と明かした。

三浦-ブアカーオ戦はラジャダムナン・ワールドシリーズの特別エキシビション・キックボクシングマッチとして試合結果はない“ファイトショー”として紹介されている。「ブアカーオ選手はとても優秀なアスリートで真の戦士であることに間違いない。ラジャダムナンで戦えることは光栄です」と敬意を表した上で、三浦は「(タイの)おもてなしに感謝しています。ブアカーオ選手との試合に向けて特訓してきました。みなさんをがっかりさせないように最善を尽くします」と意気込んでいた。