14年以来8年ぶり2度目の優勝を狙った杉浦貴(52)は、まさかの結末でリーグ戦脱落が決まった。

第4試合のBブロック最終戦で、GHCナショナル王者の船木誠勝(53)と対戦。試合開始早々、掌底を見舞われて背後を取られると、そのまま裸絞めで捕らえられ、レフェリーからストップをかけられた。昨年末以来となる顔合わせも、わずか57秒で敗れ去った。

ここまで4勝2敗だった杉浦は、小島、清宮らとともに首位タイに着けていたが、最終戦で予想だにしない敗戦を喫し、来月3日の決勝戦に進めず。試合後は沈痛な面持ちを浮かべ、バックステージに現れることなく会場を後にした。