来年2月21日のプロレスリング・ノア東京ドーム大会で現役を引退する“プロレスリング・マスター”武藤敬司(59)が、自身の人気登場曲「HOLD OUT」について「あんまり好きじゃないんだよ」とぶっちゃけた。

武藤は17日、東京・国立代々木競技場第1体育館で開催された新日本プロレスの50周年を記念した音楽イベント「シンニチイズム ミュージックフェス」(日刊スポーツ新聞社後援)に登場。藤波辰爾、長州力、蝶野正洋と、トークバトルを繰り広げた。

この日も大歓声を受けて「HOLD OUT」の生演奏で登場したが、この曲について問われると意外? な答えが。「素晴らしい曲だけど…」と前置きをした上で、「橋本(真也)が替え歌を作ってね。『武藤ちゃんはハゲる。頭の先からどんどんハゲてゆく』ってね。だから、あんまり好きじゃないんだよね」と、苦笑しながら明かした。

しかし、自身が代理人を務めるグレート・ムタを含め、頻繁に入場曲を変更してきた武藤だが、「一番乗れる曲」を問われると「やっぱりHOLD OUT。橋本死んじゃったから」と、ブラックジョークで場を盛り上げた。

「闘魂三銃士」として新日本を盛り上げた蝶野とともに、天に向かって指を突き上げ、三銃士のもう一人である橋本さんのテーマ曲「爆勝宣言」の開始合図を送った。