元WBC世界同級暫定王者ライアン・ガルシア(24=米国)が全米注目のスター対決に敗れた。

世界3階級制覇王者で現WBA世界ライト級王者ジャーボンテイ・デービス(28=米国)との136ポンド(約61・69キロ)契約体重12回戦で拳を交え、7回1分44秒、KO負けを喫した。2回に左ストレートでダウンを許し、7回に左ボディーを浴びて2度目ダウン。そのままキャンバスにひざまずいたまま、レフェリーの10カウントを耳にした。

デービスに完敗したガルシアは「デービスは素晴らしいパンチで俺を捕まえた。ここで言い訳はしない。彼が素晴らしいパンチで俺をとらえ、自分は回復することができなかった、言えるのはそれだけ。起き上がろうとしたが、起きられなかった」と落胆。試合前日までは激しい舌戦や乱闘寸前のピリピリムードだったが、最後はデービスに握手を求めていた。