プロボクシングWBO世界スーパーフライ級1位・中谷潤人(25=M・T)が米国調整への手応えを示した。

20日(日本時間21日)、米ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで同級2位・アンドルー・モロニー(32=オーストラリア)との同級王座決定戦を控え、2日にはオンラインで国内報道陣の取材に応じた。

WBO世界フライ級王座に続き、2階級制覇を目指す中谷は3月29日から米ロサンゼルス入り。10代から指導を受けるトレーナー陣、ルディ・エルナンデス氏、岡部大介氏のもと、週4回ペースでスパーリングを消化。16日にラスベガス入りするギリギリまで実戦トレを続け、スパーリング総数は140回に到達する予定だという。

手合わせする練習パートナーはWBA世界スーパーフライ級2位ジョン・ラミレス、8勝1分けのエイドリアン・アルバラード(ともに米国)、そして米国を拠点とする10勝無敗の秋次克真らと実戦練習を積んでいる。中谷は「(減量に入り)体重も落ちてきて、研ぎ澄まされている感じがある。僕自身に期待している。大きな舞台で良いパフォーマンスをして世界ベルトを日本に持って帰りたい」と強い決意を示した。

同じ興行のメインイベントには4団体統一ライト級王者デビン・ヘイニー(24=米国)-元3団体統一同級王者ワシル・ロマチェンコ(35=ウクライナ)戦という注目の1戦が組まれている。ロマチェンコと同じサウスポースタイルでもある中谷は「参考にしている選手の1人。大きな舞台で試合させてもらうので、ロマチェンコに負けないようなパフォーマンスをみせたい」と強調。ビッグイベントで鮮やかな勝利で世界2階級制覇を成し遂げ、世界に存在感をアピールする意欲をみせた。

また盟友のアンソニー・オラスクアガ(24=米国)が4月8日、WBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(31=BMB)に挑戦し、激闘したことも大きな刺激。負けはしたものの「(オラスクアガは)すぐに世界王者になると思う。短い調整期間の中で2人とも素晴らしい試合を見せてくれた」と触発されていた。