今度は私が挑戦する。インターナショナル・プリンセス王者・辰巳リカに遠藤有栖が挑戦を表明。

先に表明していた愛野ユキに待ったをかけ、リングに上がった。「私もその青いベルトが欲しい」と割って入り、6・11後楽園大会で次期挑戦者をかけて戦うことが決まった。5月5日の後楽園大会で、普段タッグを組む鈴芽が、辰己に挑戦するも敗れた。「間近で見ていたので。それもあって次言おうと思っていた」と明かした。

この日のメインイベントで遠藤は辰己、渡辺未詩と組み、6人タッグに出場。終盤までもつれ、最後は遠藤と愛野のマッチアップ。得意のキャメルクラッチを仕掛けたが、ギブアップさせることができなかった。ならばと水車落としを放つが、切り返され、その後引き分け。バックステージでは「めちゃめちゃ悔しい」と肩を落とした。6月後楽園大会で、きっちり決着をつけた上で初ベルトに挑むつもりだ。

2人からのラブコールに辰己は「モテモテですね。私の体があいにく1つしかないので。まずは2人でバチバチやって決めてもらえれば」と余裕の表情。遠藤自身も現時点で実力差があることは分かっている。2月の後楽園大会では、宮本もかと対戦し、シングルマッチ初勝利を挙げ「自信がついた」と気合十分。辰己を苦しめながらも敗れた鈴芽の思いに応えるためにも、まずは愛野を倒して、しっかりと挑戦権を得る。