ボクシングのWBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(31=BMB)の祝勝会が15日、地元・京都市内のホテルで行われた。
寺地は4月の防衛戦で挑戦者アンソニー・オラスクアガ(24=米国)との壮絶な殴り合いを制し、9回TKO勝ちした。矢吹正道(緑)に初黒星を喫してから3戦連続のKO勝ち。次戦は未定だが9月有力で、WBCから指示されている同級1位ヘッキー・ブドラー(34=南アフリカ)との指名試合は確定している。
寺地は現状について「先がまだ見えていない状況でスパーリングは始めている。(相手の)右左関係なく慣らしている状態」と明かした。大苦戦を乗り越えた前回試合が「自信になっている」とキッパリ。「(連続)KOは狙いたい。自然と狙えると思う。今のスタイルでいいと思います」と自信を示した。
世界主要4団体統一か、階級を上げての複数制覇か。まだ結論は出していないが、「4団体のベルトはほしい。本当に運とタイミング。試合はどんどんやっていきたいし、自分はまだまだ伸びると思っている」。陣営は指名試合をクリアした後、年内にもう1戦を希望。そこで「WBOかIBF」と3団体統一戦を狙う。一方で、父の寺地永会長は「年内に(3団体統一戦が)できなければ、(階級を)上げることを考えないといけない」とリミットを設けた。
寺地は4団体統一へのこだわりを「その階級で最強。分かりやすくてすごい」と表現した。バンタム級で4団体統一を成し遂げた“モンスター”井上尚弥に続く偉業へ、可能性がある限り狙っていく。【実藤健一】

