元世界4階級制覇王者井岡一翔(34=志成)が即再戦での世界王座返り咲きを目指す。WBA世界スーパーフライ級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)に挑戦する。

23日に都内で前日計量に臨み、リミットより少ない52・0キロでパスした一方、王者フランコは井岡の薬物検査の異例発表で動揺。3キロ近くも体重超過して王座剥奪となった。

井岡が勝てば新王者、負ければ空位の条件で試合開催されるが、波乱続きの世界戦となる。

<1回目の計量で選手がリミットを2キロ以上超過した主な国内での世界戦>

◆WBA世界フライ級タイトルマッチ(07年3月19日、後楽園ホール) 王者ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)が53・5キロとリミットを2・7キロ超過。再計量でも52・9キロと2・1キロオーバーで王座剥奪。当日午後5時の計量で53・5キロ以内という条件で試合が行われ、挑戦者の坂田健史(協栄)が3回TKO勝ちで世界王座を獲得。

◆WBC世界バンタム級タイトルマッチ(18年3月1日、両国国技館)

王者ルイス・ネリ(メキシコ)が55・8キロでリミットを2・3キロ超過。2回目も1キロ減の54・8キロで王座剥奪。試合は予定通り行われ、体力で勝るネリが、前王者の山中慎介(帝拳)に2回TKO勝ちした。

◆WBO世界ミニマム級タイトルマッチ(22年4月22日、後楽園ホール)

挑戦者の石沢開(M.T)が50・1キロでリミットを2・5キロ超過。再計量も200グラムしか落とせず2・3キロオーバー。当日午後5時半の計量でリミット3キロ増以内という申し合わせで試合は行われ、王者の谷口将隆(ワタナベ)が11回TKO勝ちした。