元WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太氏(37)が、盟友の世界初挑戦を見届けた。

同学年で親友のWBO世界フェザー級11位・清水聡(37=大橋)が挑んだ初のタイトルマッチ。ロンドン、リオデジャネイロと五輪2連覇した王者ロベイシ・ラミレス(29=キューバ出身)に5回1分8秒でTKO負けした戦いを、配信した「Lemino」の解説としてリングサイドで見つめた。敗北を受け、「心は見せた。覚悟を決めた試合だったと思う」「本当に良い試合を見せてくれた」とたたえた。

「序盤からプレッシャーをかけることで、後半のスタミナを削って勝負をかけたい」と展望しながら、清水のフィジカルの強さを力説した。ラミレスの巧みなパンチを受ける展開が続いても、「相手も余裕があるわけじゃない、耐えてほしい」「嫌がって手を出してる。やめないでしっかり前にいってほしい」と勝利を信じた。敗因は「流れ自体は悪くなかった。ディフェンス力の差が出た」と分析した。

12年ロンドン五輪では、先に清水がバンタム級で銅メダルを獲得。ボクシングでは日本人44年ぶりのメダル奪取に成功した。続いて村田氏がミドル級で金メダルを獲得し、日本人48年ぶりという快挙を成し遂げた。以降、2人ともプロ転向。清水は村田氏に続く、国内2人目の五輪メダリストでプロ世界王者を狙っていた。

井上尚弥-フルトン、4階級制覇&世界戦20連勝へ 清水聡は最年長奪冠ならず/ライブ速報