「リアル・ストリートファイター」渡辺華奈が、約3年半ぶりの凱旋(がいせん)試合で勝利を飾った。

ヴィタ・アルテイガとの女子フライ級5分3回。攻め込まれる場面が多く、最終3回はアルテイガにパウンドを受けたが、序盤に何度もテイクダウンを取るなど、フルマークで判定勝ちを収めた。「タフな戦いになることは、シーソーゲームになることは分かっていました。一本取れず、すみません。ベルトを取って、男子のフライ級と二階級を日本にとどめたいです」と話した。

渡辺は、日本が誇る人気ゲームの「ストリートファイター6」で、「マリーザ」と「マノン」というキャラクターのモーションアクターを務めた。前日に行われた公開計量では、その「ストリートファイター6」のマリーザの衣装で登場。ゲームの中のキャラクターを現実世界でも出現させ、ファンから「かわいい」「かっこいい」と話題を呼んでいた。主戦場は米国の渡辺。日本人として、美しくかっこいいファイターの姿を日本でも魅せた。

【超RIZIN2】朝倉未来は難敵ケラモフと激突/速報>>