元K-1スーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(27)が、試合中の「セコンドによる暴言」の真相を明かした。

宇佐美正パトリックとの3回に「ローブロー、セコンドによる暴言」でイエローカードが与えられていた。試合後のインタビューで「あれはね、暴言ではないと思うんですけど…。『ビデオチェックはないんですか?』とローブローに関して聞いて。でも、レフェリーが決めたことなので」とうなずいた。

試合中に2度のローブローで、宇佐美がもん絶。安保は「それに関してね、言いたかったんですよ。1回目の三日月蹴りっぽいやつは、確かに当たりました。でも膝蹴りの方は、僕は当たっていないと思っていて。まぁでも、レフェリーが決めたことですし」と苦笑いを浮かべた。

この日を迎えるにあたって、宇佐美とは“舌戦”を繰り広げてきた。宇佐美から「おなか薄い」とボディーを狙う発言もあったが、安保は「トラックでひかれてもいいくらい、相当鍛えてきた」と準備は万全だった。「でも試合後に話してみたら、好青年で、もう、あおるのはやめます」と宣言。「宇佐美は『大口たたいて、すみません』って」とノーサイドを強調した。