プロボクシング日本ウエルター級タイトルマッチ10回戦は2日、東京・後楽園ホールで開催される。WHO,S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT特別版のメインイベントで、同級王者坂井祥紀(32=横浜光)が同級4位シーサー皆川(31=平仲BS)との2度目防衛戦に臨む。1日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、リミット(66・6キロ)より100グラム少ない66・5キロでパスした皆川に対し、200グラム少ない66・4キロでクリアした。

23年は3試合目で、すべて日本王座戦だった。緊張感を持って1年間を過ごしてきた意識が強い。今年9月に元WBOアジア・パシフィック・ミドル級王者の能嶋宏弥(薬師寺)を下して初防衛に成功して以来、約3カ月ぶりのリング。坂井は「今は対戦相手しかみていない。しっかり実力がついたなと思われるような、客観的にみても力がついてきたなと思われるような試合がしたい。これに勝ったら次が決まっているので」と気合十分。来春には同級1位で元東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王者の豊嶋亮太(27=帝拳)との3度目防衛戦も控えているだけに、あらためて気を引き締めた。

一方、挑戦者となる皆川は今年6月にランキング入りを果たした技巧派サウスポー。プロ6戦目の初王座挑戦だが、名門・日大ボクシング部の元主将で、アマ戦績70勝17敗のトップアマだ。大学卒業後、就職などで約7年のブランクがあるものの「ブランクのおかげでボクシングへの愛情、深い視点でボクシングを捉えられることができるようになった。そのおかげで今のボクシングが完成した」と自信。所属ジム初の日本王座獲得に燃えていた。