メインイベントの第8試合でCHAOSのオカダ・カズチカと石井智宏が、米AEWでも活躍中ブラックプール・コンバットクラブのブライアン・ダニエルソン&ジョン・モクスリーと合体し、TMDK(ザック・セイバーJr.、マイキー・ニコルス、シェイン・ヘイスト、藤田晃生)と対戦した。

試合は13分50秒、ヘイストがタンクバスターで石井からフォールを奪い、TMDKが勝利。試合後、昨年10月にダニエルソンに敗れていたザックが再戦を要求した。また奮闘した藤田はニコルス&ヘイストとともに、オカダ、棚橋弘至、石井の持つNEVER無差別級6人タッグ王座への挑戦をアピールした。

藤田はオカダらに対し「いつまでもTMDKの小僧扱いしていたら、足元すくってやるよ。オレとマイキーさんとシェインさんで、必ずベルトを取ってやる」と宣戦布告。

一方のオカダはそれでも藤田のことを「小僧扱い」で「悲しいよ。この(NEVERの)ベルトでいろんなものを築いてきた中で、急に、何もしてない、藤田くんが、何もしてないのに、ただ(TMDKに)いただけで、このベルトに挑戦って。それはおかしいでしょ、新日本プロレス。認めるわけにはいかないよね」と挑戦を拒否する構えをみせた。

続けて「でもさ、社長がお人よしなんだよ。(昨年11月の)山形でも(タイトル戦は)やらないって言ってたのに、オレはやりますって言ってくる方が社長ですから。まあ社長としてはやりたいだろうし。まあ社長も僕の言葉で感化されるんだったら、感化されてもらって。これは組むカードじゃないな。もっと実績を残してからでもいい。それ(そういう判断)が社長らしい姿なんじゃないかなと思いますけどね」と話し、藤田の要求を拒否してこそ社長だと、棚橋へ呼びかけた。

オカダは「こんなこと言ったら社長批判ですか。別にいいけど」と笑い、最後に藤田に向かって「NEVERやるなら、藤田くん、もうちょい頑張りなさい」と再び「小僧扱い」して会見場から出て行った。