マスター・ワト(26)が第1試合の前に松葉づえ姿でリングに上がり、ハウス・オブ・トーチャー(HOT)のSHO&金丸義信とタッグ戦で戦った20日の名古屋大会で左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の重傷を負っていたことを明らかにした。

もともと、この日の後楽園大会でSHOとシングル戦で戦う予定だったワトはファンに欠場をわび「完璧に、いやそれ以上になって帰ってきたいです」などと話した。

しかしそこへSHOが乱入。「帰れコール」の中、工具でワトの左膝を攻撃し、さらなるダメージを与えた。そこへエル・デスペラードが登場すると、SHOは控室へ戻っていった。

ワトはバックステージで「必ず、この左膝を治して、SHOのあの言いたい放題言っている、あの口を黙らせてやります」と怒りに震えながら話した。

一方、SHOは「オイオイオイ、何が欠場だ。オレも強すぎて困るな。オイ、もっと手加減した方がええか? 今日は正々堂々とやろうと思ってたのによ、どっちにしろ今日はよ。マスター、お前よ、いくら戻ってきたところで一緒だ。お前またぶっ壊れるぞ。オイ、なんぼでもやったらぁ、オイ」と挑発し続けた。