立ち技格闘技のK-1は8日、都内で会見を開催し「K-1ワールドMAX(3月20日、代々木第1体育館)」で行われる「70キロトーナメント」出場16人中12人を発表した。

また追加カードとして▽女子スーパーファイト(47・5キロ契約)ぱんちゃん璃奈(29=フリー)VS平岡琴(33=TRY HARD GYM)▽K-1ウエルター級(3分3R延長1R)宇佐美秀メイソン(22=カナダ、Battle Box)VS白須康仁(43=PROTAGONIST)の2試合が発表された。

ぱんちゃんは合宿先のタイからオンラインで、その他の3人は会見場に姿を見せた。

女子スーパーファイトはKNOCK OUTが主戦場のぱんちゃんと、RISEで戦う平岡がK-1のリングで拳を交えることになる。

ぱんちゃんがタイから「私がデビューする前から試合を見させていただいて、本当に上手だなと思うし、空手の選手なのでスピードが速いなと。でも試合までにすべての面で上回るように頑張ろうと思います」と話せば、平岡は「KNOCK OUTファンのみなさんとK-1ファンのみなさんにRISEの強さ、平岡琴の強さを見せる良い機会だと思う。本当に強い選手としのぎを削ってきた無冠の私か、守られてきた無敗のチャンピオンか、本物はどっちなのかをみなさんの目で確かめていただけたら」と話すなど、早くも火花を散らしていた。

K-1および、その下の位置付けのKrushでは女子ミニマム級(48キロ)王座がいずれも空位。Krushの宮田充プロデューサーはぱんちゃんと平岡の対戦が同階級の活性化を促すことに期待し、今後は他団体の選手がベルトを巻く可能性もあると説明した。