プロボクシングWBC世界バンタム級王者中谷潤人(26=M・T)が将来的な対決を期待される4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)の防衛戦を視察すると明かした。7日から渡欧し、WBC総会に出席していた中谷は13日、ドイツ・ハンブルクから帰国。24日に東京・有明アリーナ行われる統一王者井上尚弥(31=大橋)-IBF、WBO世界同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)戦に「行きます」と足を運ぶ意向を示した。

両者の将来的な対決については、今月4日、井上所属ジムの大橋秀行会長(59)が「来年は米国、サウジアラビア(での防衛戦)の線が強い。それが終われば、相手は誰とは言いませんが、皆さんが望む、国内で大きな試合をやりたいと思います」と構想を口にし、「相手」は中谷と推測されている。

現在、中谷は1階級下のバンタム級を主戦場とする。階級を転向し、かつ2人が1年近く勝ち続けなければ実現しない。ただ創刊100年以上の歴史と権威のある米老舗専門誌ザ・リング選定のパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強ボクサー)ランキング入りする日本人同士の対決実現を望む声は国内外で出てきている。

渡独前、中谷は「そういった声が増えてきているので、期待度は高まっているなという感覚。そういう声はモチベーションがより強くなる。まだバンタムですけれど、そこらへんも見据えながらしっかりやっていきたい。これが最初でなく、以前からイメージしている。そこにプラスしていきたい」と話していた。