東京女子プロレス大田区大会「GRAND PRINCESS '25」のセミファイナルでプリンセスタッグ王座戦(30分一本勝負)が行われ、王者組「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」の山下実優&伊藤麻希と、挑戦者組「享楽共鳴」の中島翔子&ハイパーミサヲが対戦。21分29秒、ミサヲがマスクが取れてしまうほどの攻撃を浴びていた山下に対し、ハイパミリターンズ(ファイナルカット)を決めて3カウントを奪取した。享楽共鳴は初戴冠。
4人が死力を尽くした戦いは終盤、ミサヲのアイアムアヒーロー(ダイビング・クロスボディ)を山下がハイキックで迎撃。この一撃でミサヲのマスクが吹っ飛んだ。その後も山下がミサヲにアティテュード・アジャストメント(デスバレーボム)を浴びせるなど試合を優位に進めた。
山下はミサヲに三角蹴り、ハイキック、前蹴り、コーナーに詰めてのハイキック、さらにハイキックと怒濤(どとう)のキック攻撃。だが2度目のアティテュード・アジャストメントに行こうとしたところで、ミサヲがこれを回避。ヴァニタス(開脚式ダブルアーム・フェイスバスター)で山下をマットにたたきつけた。
ミサヲはチキンウイングフェイスロック、キャメルクラッチ式チキンウイングフェイスロックと続け、これを伊藤がカットすると、今後は中島が伊藤をリング外へ排除。さらに山下を締め上げるミサヲに対し、再度カットを狙った伊藤に中島がダイビングセントーンを浴びせ、ミサヲがハイパミリターンズで山下から3カウントを奪った。
ミサヲは試合後の会見で「あのね、私ね、ずっと、みんなのことがまぶしかった」と告白。そして「中島さんはずっと努力続けてるし、ワンミリは海外で東京女子の名前どんどん広めてくれてるし。ずっとみんなの背中を追いかけてるような感じの感覚だったんです。去年は骨折しちゃったし、どんどんみんなが遠くに行っちゃう気がしてて。だけど、諦めたくなかったし。中島さん、欠場中もずっと『享楽でベルト取るんだ』って口に出してくれたから戻ってこれた。中島さんがずっと努力し続けて、未来で待っててくれたから、私、ようやく今日ベルトを取るっていう未来にたどり着けたよ。ほんとありがとう、中島さん」と感謝の言葉を口にした。
中島が「これからベルトを巻いたら、すごくもっともっともっと面白いことをしたいというのがあるので。ミサヲと型破りの防衛戦をこれから続けていきたいなって思います。よろしく」と話すと、ミサヲも「よろしく」と声をそろえた。

