中国のプロキックボクシング大会SPACE ONEが日本に初上陸し、BOM(ザ・バトル・オブ・ムエタイ)と手を組んだ「SPACE ONE×BOM」が5月11日に東京・アリーナ立川立飛で開催される。
同大会で行われるキックボクシングルール54.5キロ契約3分3回にムエタイの前ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者松田龍聖(りゅうき、19=大原道場)が出場し、盛一倬(シェン・イージュオ、19=中国)と戦う。今回はムエタイではなく、キックルールでどのような戦いを見せるのか注目だ。
◇ ◇ ◇
-昨年12月のゴッダオ戦から約半年ぶりの試合が決まりましたが、試合間隔が空いたのはなぜですか
「その時の試合の序盤で三日月蹴りを蹴ったら右足の指を骨折してしまい、その治り具合が悪く復帰が遅くなりました」
-右足が使えない期間はどういう練習をしていたんですか
「走ることもできないので、パンチだけの練習やフィジカルの強化を重点的にやっていました。右足を使えない分、他の場所を強化できたのでさらにパンチに磨きがかかり、技術もレベルアップしたと思います。今は100%で蹴ってますし、問題なく戦えます」
-ここ4戦はムエタイルールでしたが、今回のキックルールは23年12月ホーストカップでのリティグライ・ゲーオサムリット戦以来となります
「ムエタイルールでのヒジ打ちや首相撲の展開は初心者なのでてこずってしまったり、攻撃をもらってしまったこともありましたが、今度は自分の土俵のキックルールでできるし、僕のできないことはないので楽しみですね」
-身長が8センチ高い相手の情報は入手していますか
「ちゃんとした試合映像はなく、15秒ぐらいのダイジェスト映像しかなかったんです。いつもと同じですが、相手のことは重要ではなく、自分が強かったら負けない相手なので、そこからは相手のことを調べるのを止めました。なので今回のテーマは、相手に勝つことではなく自分に勝つことですね」
-どういう勝ち方を考えていますか
「相手は手足が長くて近い距離で戦うのは多少怖いなとは思いましたが、だからこそそういう距離で倒したいと思いました。例えば、顔面飛びヒザ蹴りだと相手に当たらないじゃないですか。『デカい相手にそういう倒し方は無理やろ?』と思われる倒し方で倒したいです」
-昨年7月にクンスックレック選手(現ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者)をKOしたような衝撃的な結末が見られるわけですね。
「そうですね。もちろん見せます!」
-ここで勝って次はどういう展開を考えてますか
「まだ考えていませんが、RWSに定期的に出つつ、ONEの日本大会が開催されれば出たいですね」
-国内の選手は特に意識してないですか
「僕はもうラジャダムナンスタジアムのタイトルを獲っているので特に意識してないですね。僕はもう世界の選手と戦っているので国内の選手に目が向くことはないですけど、逆に国内から『松田とやらせろ!』とけんかを売ってくる選手がいたら全然やるので名乗りを上げてほしいですね」
-最後にファンにメッセージを
「初の中国人選手が相手なのでどんな感じで戦ってくるか分かりませんが、いつも通り圧倒して勝って次につながる試合をします。応援よろしくお願いします」

