メインイベントのK-1ワールドGPクルーザー級王座決定戦でティアン・ターザン(24=オランダ)が1回1分4秒、マハムード・サッタリ(34=イラン)にKO勝ちし、見事王座戴冠を果たした。

ダウンの応酬となった。開始22秒、サッタリが打ち降ろすような豪快な右パンチでまずダウンを奪取。ターザンも効いたような足取りで、その後もしばらくはサッタリの攻勢が続いた。しかし1回残り2分ほどでターザンが闘争本能だけで放ったような左ストレートがサッタリの顔面にクリーンヒット。倒れたサッタリは立ち上がることができず、ターザンが衝撃の逆転勝ちを飾った。

ターザンは試合後のマイクでまず「アーア~」と叫び、「ダウンを奪われてちょっと意識が飛んだけど、すぐにKOで勝つことができた。それが1番大事なことだ」と胸を張った。そしてリングサイドのリュウ・ツァー(28=中国)に向けて「リュウ・ツァーが今日、来ているのは分かっている。彼が鼻骨を骨折したのは気の毒だが、彼とは戦いたいと思っている。リュウ・ツァーやろうぜ」と呼びかけた。

もともと王者だったリュウ・ツァーは今大会直前の練習中に鼻骨骨折などのケガを負い、ベルトを返上。そのベルトをターザンが獲得した形だ。この一戦を観戦したリュウ・ツァーはターザンのマイクパフォーマンスの後、リングに登場。Tシャツを脱ぎ捨て「今回、チャンピオンになったターザン選手と次回、ベルトをかけて戦いたい」と挑戦を直訴した。

〈K-1 BEYOND全成績〉

▼プレリミナリーファイト第1試合 スーパーライト級3分3回

○石川優斗 (判定3-0:30-26、30-27×2) ×浜崎瞬太

▼同第2試合 スーパーバンタム級3分3回

△嶋拓実 (判定0-1:28-29、29-29×2) △内田竜斗

▼同第3試合 フェザー級3分3回

○小野寺隼 (判定3-0:30-28×2、30-29) ×安晟太

▼同第4試合 フェザー級3分3回

○渡邉陸 (判定2-0:30-28、29-29、30-29) ×石川慶

▼同第5試合 -51キロ契約3分3回

○大久保世璃 (判定2-0:30-29×2、30-30) ×海凪

▼第1試合 第6代K-1ワールドGPスーパーフェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト

○レオナ・ペタス (KO・1回2分16秒) ×天野颯大

▼第2試合 第6代K-1ワールドGPスーパーフェザー級王座決定トーナメント1回戦<1>3分3回延長1回

○横山朋哉 (KO・4回2分1秒) ×イゴール・ベクレフ

▼第3試合 同<2>

○ホァン・シュアイルー (延長判定3-0:10-9×3) ×マシュー・ダールマン

▼第4試合 同<3>

○中島千博 (判定3-0:30-28×3) ×アリ・ラーマリ

▼第5試合 同<4>

○レミー・パラ (KO・1回1分45秒) ×松山勇汰

▼第6試合 -61キロ契約3分3回延長1回

○村越優汰 (延長判定2-1:10-9×2、9-10) 斎藤祐斗

▼第7試合 ライト級3分3回延長1回

○里見柚己 (KO・1回28秒) ×スリマン・ベテルビエフ

▼第8試合 スーパーライト級3分3回延長1回

○佐々木大蔵 (延長判定3-0:10-9×3) ×近藤拳成

▼第9試合 第6代K-1ワールドGPスーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝<1>3分3回延長1回

○横山朋哉 (KO・1回1分4秒) ×マシュー・ダールマン

※ホァン・シュアイルーとリザーバーのレオナ・ペタスが負傷のため、ダールマンが繰り上がり出場

▼第10試合 同<2>

○レミー・パ (KO・2回1分) ×中島千博

▼第11試合 -56キロ契約3分3回延長1回

○大久保琉唯 (不戦勝) ×永坂吏羅

※永坂が30日の公式軽量に遅刻し、失格

▼第12試合 スーパーファイト-56キロ契約3分3回延長1回

○池田幸司 (判定2-0:30-28、28-28、29-28) ×金子晃大

▼第13試合 第6代K-1ワールドGPスーパーフェザー級王座決定トーナメント決勝3分3回延長1回

○レミー・パラ (KO・2回1分10秒) ×横山朋哉

▼第14試合 K-1ワールドGPスーパーライト級王座戦3分3回延長1回

○ヨードクンポン・ウィラサクレック (KO・2回1分26秒) ×挑戦者稲垣柊

※ヨードクンポンは計量失敗で試合前に王座剥奪。ヨードクンポンが勝利したため王座は空位に

▼第15試合 K-1ワールドGPスーパーウエルター級王座戦3分3回延長1回

○王者オウヤン・フェン (判定3-0:28-27×3) ×挑戦者ダリル・フェルドンク

▼第16試合 第5代K-1ワールドGPクルーザー級王座決定戦3分3回延長1回

○ティアン・ターザン (KO・1回1分4秒) ×マハムード・サッタリ