立ち技打撃格闘技のK-1は30日、都内で「K-1ワールドMAX2025~-70キロ世界最強決定トーナメント・開幕戦~」(9月7日、東京・代々木第二体育館)に向けた記者会見を開催。-70キロ世界最強決定トーナメントに出場する16人中、最後の1人として木村“フィリップ”ミノル(31=ブラジル/Battle Box)の参戦が発表された。
木村は18年8月に第6代Krushウエルター級王座を獲得。20年3月の第3代K-1スーパーウエルター級王者決定トーナメントで優勝して同王座を戴冠した。同12月にはアビラル・ヒマラヤン・チーターにTKO勝ち。21年12月に和島大海との防衛戦で判定負けして王座陥落した。
その後、RIZINでの薬物検査で陽性となり失格に。昨年10月には大麻取締法違反の疑いで逮捕された。今年2月にレオナ・ぺタス率いる反乱軍リベリオンに合流し、一から出直すことを宣言していた。
以下、木村の一問一答。
-意気込みは
「K-1のみなさん久しぶりです。あらためて自分の復活の場、トーナメントの大事な1枠をいただいて感謝しています。自分は前にK-1のチャンピオンだったプライドもあります。トーナメントでぶっちぎりの優勝をして、復活の舞台とさせていただきたいと思います」
-ケガで欠場していたと思うが経過や練習環境は
「ケガが治ってから半年くらい。今までの人生で練習とかトレーニングを突き詰めた半年間になりました。身体もフィジカルもメンタルも充実していて。何よりも今まで一番自分が強く感じています。ドーピング検査があるので、試合の時にはクリーンな状態で試合をしますので、それを見てもらいたいです」
-体重は70キロまで落ちるか
「今は84キロくらいあります」
-落ちるのか
「そこも心配はやめていただいて、コンディションとかナーバスにするつもりもなくて、70キロに落とすのでベストな身体を作るのが仕事だと思っています」
-70キロの世界トーナメントは外国人天国になっている。どう思っているか
「元々70キロの縮図は、日本人がいなくて海外が強いという状況が長く続いている。自分しか、そこで太刀打ちできる選手がいないと思っています。僕も今のK-1の海外選手の試合をみますが、みんな強いですね。面白い選手も多い、強い選手もたくさんいる。自分の真価が問われるなと思っています」
-開幕戦で戦いたい選手、気になる選手は
「開幕戦は誰でもいいと思っていて、メインは決勝トーナメント。そこは誰でもいいというか、自分も久々なのでやっていきながら選手の映像を見て対策していきたいですね。ブアカーオ選手に勝ったストーヤン選手とか、和島選手をKOしたフェルドンク選手、自分も好きなファイトスタイルや熱い選手が多い。その中でガンガンやっていってKOしたい」
-開幕戦、決勝トーナメント3試合あるが
「自信あります。自分は1日3試合やっているんで。最速KO記録があると思うので、そこは万全で行きたい」
-以前の自分と比べて何が進化しているか
「最後の和島選手の試合が終わってから自分の道のりは長くて、濃くて。ボクシングもチャレンジしたし、復帰戦して巌流島で矢地選手とMIXルールやったりとか、RIZINでロクク・ダリと試合したりとか、ブアカーオと試合したりとか。自分的には濃いキャリアを歩んでいて。その中でMMAの練習もレスリング、グラップリング、柔術とかいろいろな格闘技の練習をたくさんやってたので格闘家としてさらにいろいろな武器とバリエーションが増えた木村ミノルになっていると思いますね。今までは純粋なキックボクサーという感じだったんですけれど、今はそれにボクシングも、ある意味MMAのフィジカルとかリズムとか全部組み合わせた新しい自分が見せられると思っていますね」
-トーナメント最速最短KO記録を塗り替える自信は?
「1秒でも塗り替えたいですね。そう思ってやっていきます。自分の魅力はKOするってところなので。それで今までK-1でも長くやってきたし、たくさんの人に僕は覚えられたと思っているので。それを存分に発揮するだけですね。自分はトラッシュトークが走りだと思うんですけど、KOして覚えてもらうというプライドを持っている。格闘技が低迷した時にKOで盛り上げてきた自負もある。自分もピンチですけど、K-1をまた盛り上げていけない状況で、K-1と自分が復活する姿を見せたい」
▼-70キロ世界最強決定トーナメント出場選手
●ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア)
●オウヤン・フェン(中国)
●カスペル・ムシンスキ(ポーランド)
●ゾーラ・アカピャン(アルメニア)
●ダリル・フェルドンク(オランダ)
●アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール)
●ジョナス・サルシチャ(ブラジル)
●メイソン・ストロッドマン(米国)
●アルビオン・モリーナ(ドイツ)
●アルフォセヌー・カマラ(セネガル)
●デニス・タプ(モルドバ)
●サリムカーン・イブラギモフ(ロシア)
●ジョナサン・アイウル(サモア)
●アイメリック・ラジジ(フランス)
●ヌルティレク・ザリンベコフ(キルギス)
●木村“フィリップ”ミノル(ブラジル)

