プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が14日、名古屋・IGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)と対戦する。13日(日本時間14日)には米ラスベガスで4団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(35=メキシコ)-元4団体統一ウエルター級王者テレンス・クロフォード(37=米国)戦というメガマッチを控えるが、WBAのヒルベルト・メンドーサ会長、米プロモート大手トップランク社のボブ・アラムCEOが来日し、視察する予定だ。

93歳のアラムCEOは12日に名古屋市内で行われた興行の公式会見にも出席。同CEOは「ここ名古屋に新しくできた(IG)アリーナで、初めてボクシングが行われる大変、特別な日になる。その場にいることを選択した」と解説。アフマダリエフが強い選手であることを認めた上で「井上尚弥は特別な選手。ダウンをしても、どんな展開になっても新しくギアチェンジを素早く行い、相手を圧倒することができる」と“モンスター”の強さをあらためて熱弁した。

今回、井上がアフマダリエフに勝てば元WBA世界ヘビー級王者ジョー・ルイス、50戦無敗のまま引退した元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(ともに米国)が樹立した世界戦26連勝に並ぶ。アラムCEOは「井上尚弥は偉大なファイターだ。ジョー・ルイスもメイウェザーも、同じく井上尚弥も個々として違う。今この時代で、日本でということを考えれば、井上尚弥以上の選手はいないだろう」と記録が更新されると予想した。